病院の検査の基礎知識

痔核の程度や痔ろう、裂肛、ポリープの有無を調べます

肛門鏡は、肛門の中を観察するときに使われる器具です。形は紡錘形のものが一般的で、スリットの入ったタイプや蝶番(ちょうつがい)式のものがあります。特にスリットの入ったものは、痔核の程度を診断するのに最適です。また、蝶番式も、痔核の程度や痔ろう、裂肛の診断に有効です。

肛門鏡の画像です

検査はどのように行われるのか?
まず、医師が手袋を着用し、麻酔剤入りのゼリーを塗った指を肛門に挿入する肛門指診をおこなって、肛門鏡の挿入を妨げるものがないかを確認します。続いて、ゼリーを塗った肛門鏡で肛門や肛門管を直接観察します。

痔核は奥にある場合(内痔核)も多いので、患者さんに腹圧を加えてもらうこともあります。痔核はないか軽いが、直腸粘膜脱が主であるという診断が下されることもあります。


 
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