病院の検査の基礎知識

小林製薬の「ナットウキナーゼ&DHA・EPAセット」を飲んでみた感想

納豆は、たんぱく質をはじめとする栄養のバランスが優れているうえ、手軽に食べられることもあって、日本人の食卓に欠かせない食品のひとつとなっています。さらに近年は、生活習慣病の予防という観点からも納豆の持つ力が注目されています。

朝食前のキッチンの風景

実際、医師限定のコミュニティサイト「MedPeer」が、現役医師を対象にアンケート調査を実施したところ、健康のために積極的に食べている食品として、納豆が3位にランクイン(1位トマト、2位ヨーグルト)していました。

私も30代半ばになり健康を意識し始めた頃から、写真のように毎朝、納豆に細かく刻んだネギとミョウガをかけて、醤油をたらしてシソの葉で包み、最後に手巻き寿司用の大きな海苔で巻いて食べています。

納豆はご飯にかけて食べるのが一般的ですが、食卓がずっと納豆臭いのが困るんですよね。私は納豆が好きなので全く構わないんですが、家族がどうしても「納豆のそのニオイだけは勘弁してくれ」というので、上記のようにキッチンで立ったまま食べられるスタイルを採ってきました。

これならニオイも残りませんし、朝食がパンの時でも納豆が食べられます。自分では「この食べ方は和風ファストフードの最強形かもしれない!」と密かに自負していました。

しかし、時間に余裕のある休日ならまだしも、慌しい平日の朝に納豆出してグルグルと40回ほどかき混ぜて、ネギとミョウガを刻むのは、結構、手間がかかるんですよね。そして、納豆は意外と満腹感があるのも気になっていました。

時間がないときや、朝に食欲がないときでも、手軽に納豆の効果を実感したい…。そこで飲んでみたのが、小林製薬の「ナットウキナーゼ&DHA・EPAセット」です。

光沢のあるパッケージ

納豆のネバネバ成分であるナットウキナーゼは、血管を詰まらせて脳梗塞や心筋梗塞の引き金となる「血栓」を溶かす作用があることで有名ですが、このサラサラ成分を1粒にギュッと凝縮している点にまず惹かれました。

LDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪が高い人は血栓ができやすいので、健康診断の数値が気になる私にとって、ナットウキナーゼは積極的に摂りたい成分の一つでした。

また、中性脂肪を減らし、動脈硬化の進行を防ぐ働きのあるDHAとEPAも一緒に配合されているのも嬉しいところ。イワシ、サバ、サンマなどの青魚に豊富に含まれるEPAとDHAは、日常の食生活で推奨摂取量を摂取することは難しいため、サプリメントで飲んでいる人も少なくありません。このサプリなら1粒でナットウキナーゼとDHA・EPAを一緒に摂取できるので、効率的です。

飲む前に一番不安だったのは、納豆特有のあのニオイですが、カプセルは全くニオイがありませんし、飲んだ後にも変な味とかしないので、これなら納豆が苦手な方でも安心です。

錠剤の大きさを比較

1錠の大きさはこんな感じです。一緒に写っているオレンジ色のカプセルは、私が毎日飲んでいる「DHC ビタミンC」ですが、それよりも一回り小さなサイズですので、大きなカプセルが飲み込みにくい高齢者の方でも問題なく飲めると思います。

毎日飲むものとなると、お値段も気になるところ。「ナットウキナーゼ&DHA・EPAセット」は1パック30日分で1,134円(税込み)。つまり、1日あたり約38円となります。納豆は1パック70〜90円くらいですので、コスパの面でもサプリメントが少しお得ですね。

健康な生活を送るためには、なんといっても「正しい食生活」と「適度な運動」が欠かせません。私は毎日欠かさず、仕事後に5km程ジョギングをしていますが、食生活は外食が多いため、どうしても栄養バランスが乱れがちです。そんなときに足りない部分を補うのが、サプリメントの上手な活用方法ではないかと思っています。


 
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