病院の検査の基礎知識

尿道と膀胱の異常を内視鏡で確認する膀胱鏡検査

膀胱鏡(ぼうこうきょう)検査とは、直径6mm、長さ30cmくらいの金属製の筒を、尿道口から挿入して、尿道と膀胱を観察する検査のことです。炎症や腫瘍を観察する検査で、腫瘍が疑われる場合には、その部分から組織をとって、生検を行ないます。

検査画像

膀胱鏡検査はどのような検査か?
局所麻酔をして内視鏡を挿入します。女性は尿道が短くて真っすぐなのでほとんど苦痛はありませんが、男性は尿道が長く曲っているので苦痛を訴えることが少なくありません。なるべくリラックスしていれば苦痛は少なくてすみます。所要時間は30分、通院で行なえます。

検査結果の判定
異常は、そのままの形で肉眼視できます。必要に応じて画像を撮影することがあります。代表的な疾患は、膀胱炎、膀胱腫瘍、膀胱結石、膀胱憩室などです。膀胱壁が外部から押されたような形で変形していたら、前立腺肥大や前立腺がんなどを想定します。腫瘍の疑いがあれば、組織採取を行なって、悪性か両性かを判断します。

異常があったらどうするか?
診断結果に従って治療を受けます。膀胱炎の場合は薬物治療が、がんの場合には切除するか抗がん剤を注入する治療が行なわれます。

異常な場合に疑われる病気
膀胱がん、膀胱炎、膀胱憩室、膀胱結石など


 
Copyright 2015 病院の検査の基礎知識 All Rights Reserved.