心臓の筋肉を少量採取し、顕微鏡で観察したり、心臓の筋肉の中のウイルスを検出したりして、心臓の異常の原因を調べる検査で、心臓移植した人の拒絶反応の有無をチェックしたり、心筋炎、心アミロイドーシス、心サルコイドーシスなどの病気や、アドリアマイシン(抗がん剤)による心筋障害を診断する際に行われます。
心筋生検はどのように行われるのか?
心臓カテーテル検査の際に、血管から心臓へ特殊なカテーテルを送り込み、その先端についた特殊な鉗子によって心臓の筋肉を採取します。心臓の右心室、左心室のどちらからでも、生検は可能です。
カテーテルの挿入に際しては局所麻酔が投与されるので、検査時の痛みはありません。
検査の性質上、心臓の壁に孔を開けてしまう危険性が全くないとはいえないので、検査を行う医師から説明を受け、充分に納得して検査に臨む必要があります(同意書への署名が求められます)。
この検査で診断がつく病気は特殊な病気ですので、治療を継続的に受けなくてはなりません。治療の方法は、原因によってさまざまです。
異常な場合に疑われる病気
心筋炎、心不全、心アミロイドーシス、心サルコイドーシスなど

