病院の検査の基礎知識

脳の血管を立体構造として三次元に描き出す検査方法です

ヘリカルCTやマルチスライスCTなどのCT技術を使って、脳の血管を立体構造として三次元に描き出す検査方法です。造影剤を腕の静脈から点滴することによって、脳血管造影のように血管の内腔を描き出すことが可能となっています。

壁在石灰化と血流を区別できます

3D-CTA(三次元脳血管造影)で何がわかるのか?
脳梗塞の原因となる大動脈や頚部の動脈の動脈硬化を詳しく調べることができます。家族にくも膜下出血や未破裂脳動脈瘤の人がいる場合やMRAで動脈瘤が疑われたときの診断に威力を発揮します。

造影剤を使用するため脳の血管がはっきりと映し出され、その血管構造自体を三次元に回転させた画像で見ることができるため、CTMRIのような一方向の撮影だけでは、見つけることのできない血管狭窄や動脈瘤を発見できます。

また、通常の脳血管造影では、動脈瘤を探している最中に刺激で動脈瘤が破裂する恐れがありますが、この検査ではその危険性はかなり減少するというメリットがあります。

ただし、放射線の被爆があることや、3mm以下の動脈瘤の検出は難しいというデメリットもあります。短時間で撮影できますが、画像処理に30分程度の時間がかかります。


 
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