主ながん検診の内容

一般に、がんの早期発見のためには、40歳代以降は1年に1回、がん検診を受けるように勧められています。40歳を過ぎたら、積極的に検診を受けるようにしましょう。なお、女性特有のがんの場合は、それより早い年代(ex:子宮頸がんは20歳以上が対象)で検診を勧められるものもあるので注意しましょう。

異常なしでも、全てのがんの可能性が否定されたわけではありません

胃がん
一般に胃のエックス線検査が行われます。この検査では、バリウムとよばれる造影剤と発泡剤を飲み、異を空気で膨らませた状態にして、さまざまな角度から撮影します。なお、人間ドックでは自治体とは異なり、内視鏡検査が行われます。

肺がん
肺がんは主に「抹消型」と「中心型」に分けられます。抹消型は肺の奥のほうにできるものを、中心型は肺の入り口付近にできるものをさします。抹消型の発見には、がんなどの異常が白い影となって写る胸部エックス線検査が適しています。一方、中心型の発見には、痰の中にがん細胞が混じっていないかを調べる喀痰細胞診が適しています。

大腸がん
大腸がんは粘膜の表面にでき、そこから出血して血液が便に混じります。そこで、便潜血反応検査という、肉眼では見えない微量の血液が便に混じっていないかを調べる検査が行われます。ただし、痔や良性ポリープなどからの出血に対して反応してしまうこともあります。

乳がん
まず、医師が乳房や乳頭の形などを観察する視診を行います。また、手で触れてしこりを探したり、分泌物を調べたり、脇のリンパ節の腫れを調べる触診が行われます。
次に、マンモグラフィーが行われます。これは、視診・触診ではわからないような、しこりになる前の早期のがんを発見するための乳房のエックス線検査のことで、専用の装置が使われます。乳房を2枚の圧迫板で挟み、押し広げた状態で撮影します。人間ドックでは超音波検査が行われます。

子宮がん
子宮にできるがんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」があります。日本人には子宮頸がんが多く、子宮がん検診では、子宮頸がんを調べる頚部細胞診が行われます。
この検査では、医師が綿棒やへらで子宮頚部を軽くこすって、細胞を採取します。それを顕微鏡で観察し、異常な細胞があるかどうかを調べます。

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